 的矢湾からつづくパールロードの雰囲気
本来は快適なr169も、車が連なってしまってはその魅力は半減してしまう。 魅力の半減も大きかったのだが、やはり首を刺された事による精神的なダメージも計り知れなく、頭にもやが掛かった様で集中できていない。 R260に抜けてきて、入り組んだ海を眺めると、真珠貝の養殖の筏だろうか、風景にアクセントを加えている。 本来ならそこからr16を経由してR167に抜けようと思っていたのだが、頭がはっきりしなかったのか、海の景色に見とれていたのか、そのままR260を進んでしまった。 R260を進んでしばらくして、道が急激に細くなり、間違いに気がついた。 R1000さんに謝ってからUターンをして、r152からr17へと抜けるルートを選ぶ。 ロス的にはたいした事がない。 と言うより、若干近道をしたかも知れない。 しかし私の中では、r17ではなくr16に抜けた気分になっていたので、それの修正にしばらく時間が掛かった。 ちょうど鵜方の駅前を通った辺り。 再び道はR260となり、大王崎を目指す。 古い町並みを縫う様に走るr515に入り、やがて大王崎の漁港に辿り着く。 ここに来るまで、私の予想した時間よりも若干掛かってしまったが、大王崎の灯台まで歩いて、目的のカツオ茶漬けを食べる頃には正午前となりそうだ。 大王崎には灯台もあるが、絵描きの町としても有名になろうとしている。 絵描きの銅像がある所には初めて来たが、その銅像は灯台を真っ直ぐに見つめていた。 どうやって生計を立てているか心配になる真珠店を横目に、灯台まで歩く。 すっかり真夏のような日差しと気温で汗だくになってしまったが、灯台を一瞥する程度に眺めると、カツオ茶漬けを食べる為に「田中料理店」へと向かう。 この辺りは何処でもカツオ茶漬けを食べられるのだが、店によって少しずつ形態を変えてしまっている。 「田中料理店」では、カツオ茶漬けは、最初の半分は梅生姜を溶いた醤油に刺身状態のカツオの切り身を漬けて食べる。 最後の半分は、熱いお湯を切り身の上からかけて、まさにお茶漬け状態にして食べる。 一杯の茶碗で二度美味しい。 刺身で食べられるカツオは新鮮ではなくてはならないので、この辺りがその他の店と違う所だろう。 お茶漬けにする前でも十分に美味しい。 と言うか、そのまま食べきっても問題がないけれど。 カツオ茶漬けを堪能すると、もうひとつの目的地、パールロードへと向かう。 しかし、ここに来るまでに流れの滞る事が多かったので、期待は出来ないかも知れない。

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