只今、ツーリング中
日本全国、津々浦々、バイクやカメラで、切り・撮るブログ…ロードバイクにのめり込み中!
プロフィール

ドギーです。

  • Author:ドギーです。
  • ツーリングの醍醐味を堪能していただければ幸いです!
    ツーリング中に出会った風景なんかも紹介して行きたいと思います。

    ツーリングのお供
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    BMW:R1100S(売却)
    SUZUKI:TL1000R
    SUZUKI:DJEBEL250XC(売却)
    YAMAHA:RD125
    HONDA:ジャイロキャノピー(譲渡)
    SUZUKI:RG200Γ(売却)
    【車】
    ダイハツ:ハイゼットカーゴ
    ホンダ:ビート(売却)
    【自転車】
    オーパス・アレグロ3.0
    ブリヂストン・レイダック
    【カメラ】
    《静止画》
    CONTAX:TVS DIGITAL(引退)
    OLYMPUS:E-500
    SONY:DSC-TX7
    Panasonic:DMC-GX1
    《動画》
    OregonScientific:ATC-2K(引退)
    CASIO:EXILIM EX-V7(引退)
    SONY:DSC-TX7
    GoPro:HERO3 WE
    Panasonic:DMC-GX1
    【レンズ】
    ZUIKO DIGITAL:14-54mm f2.8-3.5
    ZUIKO DIGITAL:ED 8mm f3.5 Fisheye
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    【モブログ用携帯電話】
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比叡山&奥比叡ドライブウェイ
体験版のプレミアエレメンツ7をいじっていましたが、出力する動画に体験版と言う半透明のセンターラインが付くので、それでの編集はやめました。
ついでに言うと、採用したいBGMがあったのですが、CDショップやレンタル店では取り扱っている所が無かったのでiTunesのshopで購入したのですが、これがプロテクトされていて使えませんでした。
これらの要素を知るのに、回り道しすぎて編集が遅くなりましたが、ようやく完成しました。
が、プレミアエレメンツや採用するつもりのBGMが使えなかったので、個人的には満足する編集ではありません。

PC、携帯版:http://jp.youtube.com/watch?v=dmAkBUCsjz4



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動画編集をするにあたって
今まで編集に使っていたソフトのウインドウズムービーメーカーでは出せない効果をつけたくてビデオスタジオ12やプレミアエレメンツ7の体験版を先ず試そうと思ったのですが、なんと私の使っているパソコンでは必要な環境が揃わなかったのです。
その為にメモリーを増設して必要な環境にしました。
ノーブランドの1GBのメモリーでしたが、ちゃんと動作して一安心。
元々256MBだったので、パソコンの立ち上がる速度とか、ソフトが今まで以上に快適に動くようになりました。
3000円弱の投資でこの効果は、動画の編集の為とは言え思わぬ収穫でした。
そして体験版を試してみました。
ビデオスタジオ12に限っては、ちゃんと動作環境を必要な物にしたのですが、物凄く動きが重いです。
こんな環境ではとても快適に編集していられないので、体験期間の15日を待たずにあっさりアンインストールして、プレミアエレメンツ7を試してみます。
インストール方法が悪かったのか、英語版をインストールしてしまって、これも良く分からない代物に。
一旦、アンインストールして、日本語版をインストールした方が良いのだろうか?
動作的にはビデオスタジオより快適に動くし、正規版を導入する事になると、こちらになりそうな?



それより、今まで使っていたウインドウズムービーメーカーになれ過ぎて…



他のソフトが使いにくい。
まあ、そんな事より先ずは日本語の体験版をインストール出来るかだ。
紀伊半島ツーリングの写真後編
タイトルは適当、兎に角先日の橋杭岩の朝日を撮りに行ったツーリングの後半の写真です。

2008112311.jpg
夜明け前の橋杭岩にて。

2008112312.jpg
夜明け後?の橋杭岩にて。

2008112313.jpg
日本のエアーズロック、一枚岩にて。

2008112314.jpg
山深い、紅葉の進むR168の風景。

2008112315.jpg
紅葉真っ盛りの談山神社の十三重の塔。



っと、後半は走りっぱなしが多かったので、写真は少なめ。
今回のツーリングは橋杭岩の朝日を思ったように撮れなかったし、動画も撮れなかった。
これは神様がもう一度ここに向かえと言う暗示だと思っているので、また良いシーズンになったら向かおうと思っている。

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橋杭岩の朝日を・後編
携帯電話の目覚ましで目を覚ます。
まだ日の出前なので、辺りは真っ暗。
電灯の類を忘れてしまったので、暗いテントの中で着替えを進める。
と言っても、ほとんど着る物ばかりだが。
着る物ばかりとは言え、狭いテントの中、ほとんど視界の利かない状態では多少てこずる羽目になる。
テントは意外に音を拾うので、私の行動で起きてしまったっ人は居ないだろうか、多少不安になるが、着替えを済ませてテントの外に出てみると、シンと静まり返っている。
寝返りの音すらないのは、皆、まだ寝静まっていると言う事だろう。
そう、私のすぐそばに張ってあるテントの住人も。

昨日の夕刻、テントを張ろうとしたところに現れた人物、私が北海道を長い間放浪していた時に知り合った友人だ。
何故、潮岬なんかに…
疑問はあったが、それ以上に偶然に出会ったことに驚いた。
彼はここしばらく北海道では出会っていないのだが、不思議な事に本州では出会っている。
住んでいる場所が近いと言う訳でもないのに。
彼はこれから四国、九州を周るそうだ。
思い出せば、私がR1100Sを購入してから初めてのロングツーリングが良く似たコースだ。
その時の1泊目も潮岬だった。
ただ、雨が降っていたのでユースホステルを利用したが。
そう考えると、この潮岬で出会ったのは、単なる偶然では無いように思った。
彼とは昨晩一緒に酒を飲み、退屈な夜を過ごさないで済んだ。
もし、彼を起こしてしまっても、私の目的を告げてあるので許してくれるだろう。

キャンプ場の駐車場に辿り着いて、R1100Sに火を入れるのに少々戸惑う。
その音でまた誰かを起こすんじゃないだろうかと。
しかしそう言うことは言ってられないので、思い切ってイグニッションを入れ、スターターを回すと調子良くR1100Sはアイドリングを始める。
すぐさまギアを1速に入れ、駐車場を後にする。
ほんのりと水平線に白い線が浮かび上がる。
日の出は近そうだが、十分に余裕はある。
通り過ぎる風は冷たい、がグローブは夏用のまま。
少しの時間なら我慢できる。
と言うか、夏用でも我慢できそうな気温である。

日の出前に橋杭岩に辿り着いて、何処から朝日が昇ってくるのだろうと、水平線の彼方を眺める。
2008112301.jpg
空にはまだ月がはっきりと浮かび上がっている。
やや空に赤味が増して、そろそろ日の出かと言う時に、辺りはアマチュアカメラマンで一杯になった。
なんとかそのカメラマンが集まる前に良い場所をキープできていたのでホッとしたが、肝心の太陽はどうも水平線から上がらなく無さそうだ。
全然海の向こうが白んでこない。
2008112302.jpg
もういい加減に日の出の時間だろう?
そう思ったが、今は冬至に随分近い。
太陽も随分と南よりから上がって来ているようだ。
その場所は水平線を遥かに外し、大島から上がってきた。
これでは何の為にここに来たのか分からない。
2008112303.jpg
でも、一応の目的は達成できたし、この失敗は次回に生かせる。
その後もかなりの回数、カメラのシャッターを下ろして適当に写真を撮影した。
どれかが使い物になるだろう?
2008112304.jpg
辺りが完全に明るくなると、周辺にハイビスカスの花が沢山咲いているのに気が付く。
1点に集中してばかりでは、本当に大切な物を見落としてしまうと言う教訓だろうか?
私はキャンプ場に戻る事にした。

キャンプ場に戻って撤収作業を開始すると、すぐに昨日の彼が起きてきた。
「起こしてしまった?」
自然に起きたようで、いつ私が帰ってきたのだ、良い写真は撮れたのかだとか聞いて来たが、顛末は先に書いた通り。
それを説明して撤収作業を進める。
撤収作業がほとんど終わって、後はテントが乾くのを待つ段になって、珈琲を一杯ご馳走になった。
お茶請けは「赤福餅」。
賞味期限は昨日で切れていたが、そんなものは気にするような事じゃないだろう?
やがてテントが乾いて、荷物一式をR1100Sに積み終わると、彼との再会を祈りつつ帰路を急ぐ。

潮岬の半島を時計回りに走って串本の街に出て、そこを西へと走る。
しばらくして道をR42からR371へと変える。
帰路の最初の目的地は、日本のエアーズロックとも呼ばれる一枚岩。
2008112305.jpg
これが1つの岩だとしたら相当な物。
その迫力はなかなか写真に収まりきらない。
さらにR371を進んで佐田から県道38号に入る。
小さな集落を見るたびに、ここの人の生活はどうなっているんだろう?と疑問も湧くが、途中途中に現れる、こんな県道に相応しくない立派なトンネルを見ると、案外街まで近いのかな?なんて思わせる。
が、実際にはそんなに生易しくない。
広狭入り混じる県道を通り抜け、再びR42に戻ってくるとそれを北上する。
流石に交通量が増え、あまり快適ではない。
白浜へと続く県道を横目に、しばらくR42を進んでからR311へと入っていく。

R311を少し進んでいくと、思ったより流れが良くならない。
と言うのも、どうやらこのルートで駅伝が開催されているようで、徐行が続く。
駅伝のルートを過ぎても、劇的には流れは変わらない。
信号待ち等を利して車の隊列の先頭に出ると、かなり変わったが。
本当なら、R311から龍神スカイラインへ向かうルートが関西随一と言って良いルートなのだが、今は紅葉の見頃のシーズン。
もしも流れが悪いようなら、何の価値も無い。
さらにその先の橋本から五條に至るルートでは流れが悪いに決まっている。
そんな訳で、私はそのままR311を先に進む事にした。

いくつかの車群を追い越すと、快適な走行が出来るようになった。
あまり上品な走り方ではないが、列を長くするよりも、誰にもストレスは掛からないだろう?と自分を納得させる。
川湯を過ぎてR168に入り、本宮大社の付近で流れが滞ったが、それを過ぎるとまた快適な道に変わる。
しばらく走った所にある道の駅で小休止。
2008112306.jpg
出発時よりも随分と天気が良くなってきたので、気分も次第に良くなってきたが、何処か自分の中で焦りがあるもの感じ取れた。

休憩を追えてR168を北上し、追いつく車はさっさとパスして行き、休憩らしい休憩も取らずR168を目的の箇所まで走りきる。
2008112307.jpg
至る所で紅葉が綺麗だった。
西吉野で県道20号に入り柿畑の並ぶ小さな峠を過ぎて行く。
看板にいたずらされていて、一瞬違う道に入りかけたが、そこは道なりに細い道を進めば良かった。
下市に入り、吉野川の南岸沿いの細い生活道路を進んで、吉野山の麓辺りで吉野川を渡りR169に入る。
それを僅かに東へと走り、県道28号から県道37号に入る。
ここまで来たのだから、もう一箇所だけ周ってみたい所があった。

順調に県道37号を進んで、県道155号との交差点でピタリと流れが止まった。
これほど見事に流れが止まるなんて。
信号待ちは私一人なのに、その信号が青になっても進めない。
こんな極端な止まり方は今まで経験が無い。
その信号を左に折れて、県道155号を進むが流れは悪いまま。
しばらくして談山神社の鳥居が見えたので、そこに逃げ込む事にした。
いや、最後の目的の場所はここなのだが、流石に駐車場まで車の列に並ぶ気にはなれなかった。
この鳥居のある駐車場から談山神社の本殿まではかなりの急坂の道を延々と歩かなければならない。
ぜいぜい息を切らして、本殿目指して歩いていく。
そこまでして見たい物があった。
拝観料を取られても見たかった。
がそれは、拝観料を払って中に入らなくても見る事が出来たので、そこまでにしておいた。
2008112308.jpg
十三重の塔は全て見えないが、紅葉している木々と、屋根の色が見事に溶け込んでいる。
望遠レンズでなければ、これほど近い画は撮れなかったけれど。
なかなか良い写真が撮れたと満足して、急坂を下っていく。
来た時の苦労がそれほど感じられなかったのは、単に下りのせいだけではない。
2008112309.jpg
しかし、苦労はここから始まった。
談山神社から北の県道37号は至る所にボトルネックがあって、観光バスや路線バスが上手く離合できないで居る。
そのお陰で長い渋滞が出来、何処にもエスケープできない状態になった。
これほどの渋滞になると予想できたなら、県道37号を北に向かわずに南へ向かったものを。
かなりの遠回りになるが、それをするだけの価値はあると思う。
同様に、反対車線の車達もそのルートを取った方が遥かに早く目的地に辿り着けるだろうに。
いや反対車線の車達はそうするべきだ。
あまりにも長すぎる渋滞の列だった。

途中からR166へ抜ける道に入り、R166から県道198号に入り、榛原市内を迂回するルートに入る。
このルートは来た時に通った道だ。
ここからは来た道をそのまま戻り、なんとか日の沈む前に自宅に辿り着いた。



長い文章でしたが読んでくれた方々、ありがとう!


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橋杭岩の朝日を・前編
来年の年賀状は、是非、橋杭岩から昇る朝日を撮影した物にしたかった。
当然、朝日を撮影するとなると、夜通し走るか、前日に現地入りするしかない。
前者は少々現実的ではないので、自然と後者を選ぶ事になる。
前日に現地入りとなると、宿泊する所は潮岬のキャンプ場がベストといって良い。
日の昇る前に出発して、その後ゆっくりと撤収すれば何も問題はない。
問題があるとするならば、私の仕事の都合と天気。
基本的に休日の前の日が休みの私にとっては、連休のあるところを頼りにしなければならない。
となると、11月の前半か後半にある3連休が頼りだ。
その3連休も土日に限られる。
前半の連休は生憎の天気となり、自ずと後半の連休に賭けるしかなかった。
その日が来るのを天気予報を見つめながら待ち、上手い具合に両日とも天気が良さそうなので出発する事に決めた。

前々日から冬型が強くなり、真冬並の寒さが襲ってきたので、防寒対策だけはしっかりと準備し当日を迎える。
当日の朝は、早朝から少し仕事があり、その仕事に目処が付き始めた頃、にわかに空が曇りだし、勢い良く雨粒が降り出してきた。
出発前から気勢を削ぐようなこの雨を恨みながら、再度、天気予報を確認すると、やっぱり良い天気になりそうだ。
出発時だけの我慢と思いながら、準備を進めていくと、先ほどの雨は上がり、同じ様な勢いで青空を取り戻し始めた。

自宅を出て、信楽を越え、名阪国道に乗る直前に小休止のためコンビニに立ち寄る。
動画の編集を考え、名阪国道を乗る辺りからストーリーを展開させていこうと、EX-V7の準備を始めると、カードをフォーマットして、フレッシュなバッテリーに交換した所で様子がおかしくなる。
背面の液晶に七色の縦縞が入ったかと思うと、真っ黒になってしまって、それ以降、電源が入ることは無かった。
これにはかなりへこんでしまって、ああ言う動画やこう言う動画を撮影しようと思っていたのに、それが2番目の目的でもあったのに。
引き返そうと考えたくらい。
しかし、こんな機会は早々来ないので、動画撮影は諦めて、当初の目的『橋杭岩の朝日』を心の拠り所として先を目指す。
以前は動画撮影なんかしなくても思い出が残せた物を。
いつの間にか欲求が贅沢になってきている。

名阪国道は連休の初日とあってか、かなりの混雑振り。
停滞するという事は無いのだが、いつもと比べて流れが悪い。
車列を眺めながら針まで走り、そこからR369を南下して榛原市内を迂回するルートに入ってからR165、R370を横切って県道31号に入る。
それをR166に突き当たるまで進み、そこから西へと走ってR370に出る。
このルートの方が多少遠回りになるが、車が少なくて快適に走れる。
R370を南下し、県道16号との丁字路にぶつかると、少しだけ県道を走り、川上村へと至る県道262号に入る。
しばらくすると吉野川沿いに入り、檜の匂いが鼻をくすぐる。
堆く積まれた薄い黄土色の材木から漂ってきている。
この辺りは林業も盛んだ。
吉野川の流れはこの辺りで激しくうねっている。
が、流れそのものは穏やかな物で、澱みではエメラルドグリーンに輝いている。
2008112211.jpg
やがて道はR169に至り、そこをさらに南へと進む。
かなり快適な道で、十分に安全と思われる速度で走っても、この辺りではさらに慎重を要する。
ここから大台ケ原のドライブウェイに至るまでは青や赤い紙を無理やり押し付けてきて、有無を言わさずそれを買い取らされる。
そんな紙は欲しくないので大人しく辺りの風景を眺めながら走る。
2008112212.jpg
むしろそれを楽しむ方が良い。
豪快な谷筋から眺める渓谷は、何処も紅く色付いている。
2008112213.jpg
紅葉を楽しめる気持ちを持てるようになったのは、ここ1~2年の出来事である。
俺も歳を取ったのだな…としみじみ感じる。
大台ケ原へと向かうドライブウェイの入口を過ぎるとペースアップを図る。
折角、潮岬まで行くのだから、そこから見る夕日にも間に合いたい。
時間的には少々余裕を感じるが、紀伊半島の山々は深い。
未だ走った事の無い、瀞峡への道が少々心配だから。
池原貯水池の辺りからやたら水面が近くに感じる。
北山川から続く七色貯水池を越える橋が矢鱈多く、そんな変化がとても楽しい。
と思っていると、今度は流れが悪くなりだす。
どうやら工事で片側通行規制が敷かれているようだ。
そんな流れの悪さも、おそらくR309との分岐で終わるだろう。
ほとんどの車がそちらに流れるはずだ。
流れを悪くしていたのは車ではなく、バイクの集団だった。
が、そのバイクの集団は事もあろうか分岐でR169へと曲がる。
分岐したての広い道幅の箇所でそのバイクの集団を追い越す事が出来、しばらく快適な走行が続いた。
と言っても、すぐに道幅が無くなり、延々と1車線が続いたのだが、前を走るものがいないと言うだけで心理的にはとても心地が良い。
やがて七色ダムに差し掛かると、私は衝撃を受ける。
ダムの堤の上を走れるダムはいくつか知っているが、堤と言うより水門の上のような箇所が走れる。
EX-V7が壊れた事をどれだけ惜しんだか。
いや、惜しむような事はここに至るまでに何度もあったが、ここは別格だった。
2008112214.jpg
いくつか写真を撮るだけにしておいて、先を急ぐ。
道は時々幅を広げ、快適に走れたりもするが、それも長続きはしない。
おくとろの道の駅が近付いてきた時に、川に架かるつり橋を発見する。
このつり橋がバイクでも渡れるつり橋なのか?
その方向にバイクを傾け、つり橋を前に正対する。
つり橋の入口に掛かる看板は…
2008112215.jpg
少々割れてしまって読みづらい箇所もあるが、重量制限は1tまで。
実質、車の通行は出来ない。
が、バイクなら十分に可能と言う事だ。
そのつり橋の中ほどまで進んで、バイクを止めて記念撮影しようと思ったのだが、これが予想以上に揺れて怖い。
サイドスタンドで止めてあるが、外れて倒れてしまったら川底に眠る事は間違いない。
慎重につり橋を揺らさないようにバイクと距離をとって写真を撮ってみるが、とても生きた心地はしない。
構図もへったくれもない写真を撮り終わると先を急ぐ。

R169がR168にぶつかるまで進んで、そこを南へと走る。
幾分か車の数も増え、少々かったるい走行が続く。
R168が新宮市内に差し掛かると流れが止まる。
先に信号が見えているのだが、青になってもなかなか捌けて行かない。
日が傾き始めているのを感じると、苛立ちが先に出る。
ようやくR42に入っても、流れは良くならず、滞ると言う事さえないがイライラしっ放しだった。
太地を越えた辺りから流れは良くなり、目的の橋杭岩に辿り着く。
本当の目的は、ここから昇る朝日なのだが、明日の天気がどう転ぶか分からないから、保険の意味も込めて写真撮影に入る。
2008112216.jpg
夕日に照らされている橋杭岩もなかなか趣があって良い。
一通り撮影を終えると、今晩の宿営地、潮岬を目指す。
日がだいぶ傾いてきているので、買出しは後回しにして日が沈む前に辿り着きたかった。
2008112217.jpg
辿り着いたのは、まさに日が沈もうとしている所だった。
キャンプ場の駐車場にバイクを停め、カメラを抱えて岬の突端を目指す。
駐車場から駆け足でも数分掛かりそうだ。
いや、実はそれほどの距離でもないが、最近の運動不足が祟っているのだろう。
岬の先ではカメラを構えている人が沢山いる。
まだ日は沈んでいない。
望遠レンズに取り替えようかと思ったが、そんな時間は残されて無さそうなので、今付いてあるレンズで撮影に取り掛かる。
カメラの設定をあれこれ考えている暇も無い。
レンズの向こうの太陽は、まだ丸く見えたのだが、あっという間に水平線の向こうに沈んでいく。
2008112218.jpg
これは少々気合の要る撮影になりそうだ。
明日もほとんど同じ条件で撮影する事になりそうだが、幾分早めに乗り込んで落ち着いて撮影に臨む事にしよう。
とぼとぼと駐車場に向かって歩いて行くと、駐車場に辿り着くかどうかと言う所で、ヘルメットを被った人間が明らかに私に視線を送っている。
「誰かと間違えているんちゃうか?」
そう思ったが、相手は明らかに確信的で、グローブを外したかと思うと私に投げつけてきた。
ヘルメットの奥の目は笑っている。
「だ、誰?」
「何でここに居るん!?」
そう言うが早いか、ヘルメットを取って笑顔を向けてくる。
その人物は良く知っている人物だ。
だが、ここに居て良い人物ではない。
私が想像する限り…



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先走りすぎた…
前回の記事は、ツーリングが終わったばかりで疲れていたのか、少し先走ってしまいました。
今回のツーリングは動画での紹介がないということなので、久しぶりにレポートを書こうと思いました。
先に紹介してしまったのは、写真集の前編と言う事で、ご了承願います。
記事タイトルも、若干、私の思惑とは違う物で、修正したい所ですが、そのまま行きます。
後編はレポートの後。

と言う事で、レポートをこれから書きます。

紀伊半島紅葉ツーリング・前編
来年の年賀状用に使う写真が決まっていなかったので、その撮影をしに、紀伊半島の南端までツーリングに行ってきました。
年賀状用の写真は勿論、紅葉の真っ只中なので動画も沢山撮影しようと、バッテリーも十分に充電し、メディアも用意していたのですが、初っ端の撮影をしようとデジカメ(EX-V7)の電源を立ち上げようとしたところ、背面の液晶にテレビの放送時間外のような七色の縦縞が入ると、それっきり電源が入らなくなりました。
10数分悩みましたが、動画の撮影は諦めて、ツーリングを続けました。
なので、1秒たりとも動画はありません。

2008112201.jpg
奈良県道262号線の吉野川に沿って。

2008112202.jpg
R169沿いの豪快な紅葉。

2008112204.jpg
七色ダム。
ダムのど真ん中を走る事が出来る。

2008112205.jpg
瀞峡にある上瀞橋。
最大重量1tなので、バイクなら通行できる。

2008112206.jpg
瀞峡の眺め。

2008112207.jpg
夕日を浴びる橋杭岩。
この橋杭岩の朝日が昇る所を年賀状の写真としたいのだが…

2008112208.jpg
本州最南端の潮岬から見る夕日。
写真で説明をしない限り、朝日だか夕日だか…

それにしてもデジカメが壊れたのが痛い。
動画でなければ表現しにくい所が沢山ありましたから。
と言うか、以前は動画なんて必要ないと思っていたのに、いつの間にかそれが必要となってしまっている。
携帯電話がまだ普及していなかったあの時と同じ様に、動画を撮影できる機械を持ってしまうと、動画が無ければならない環境になってしまったんだろうな。
人間、便利になっていけばなっていくほど、知恵がなくなってしまうような気もする。

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比叡山ドライブウェイ動画その5
今回で比叡山ドライブウェイの編集前の動画はおしまいです。

かなり走り甲斐のある、近いスポットとして私の記憶に残りました。
こんなに近いのに、今までは結構なお値段と言う事で敬遠していましたが、パーキング間を往復する事も可能なので、また平日の良い日に利用したいですね。

PC、携帯版:http://jp.youtube.com/watch?v=b87g9essdaw



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比叡山ドライブウェイ動画その4
今日はもうひとつ紹介しておきます。
第1パーキング・延暦寺東塔から延暦寺横川パーキングまで

PC、携帯版:http://jp.youtube.com/watch?v=qc5YSdxRUTc
※何故PC版もこのリンクで扱うかというと、高画質でも見られるからです。
高画質で見られたい方は、リンク先の動画の下の『高画質で表示する』をクリック。



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比叡山ドライブウェイ動画その3
先日の紅葉ツーリングの比叡山ドライブウェイの比叡山山頂パーキングから第1パーキング・延暦寺東塔まで。

PC、携帯版:http://jp.youtube.com/watch?v=9YMDlfuCS9w



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比叡山ドライブウェイ動画その2
今日は2回目の更新。
と言う事で、先ほどの続きを。

比叡山ドライブウェイその2
ホテル前検札所から比叡山山頂パーキングまで。

PC、携帯版:http://jp.youtube.com/watch?v=XyDHUluc0cQ



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比叡山ドライブウェイ動画その1
先日の紅葉ツーリングで撮影したドライブウェイの様子をアップして見ました。
編集したのは後日、公開するとして、先行公開分だけ。

比叡山ドライブウェイ
田の谷峠料金所からホテル前検札所

PC、携帯版:http://jp.youtube.com/watch?v=_JpsyqC7hvA



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紅葉狩りツーリングin比叡山
関西も紅葉の良い季節になってきましたので、比叡山まで出かけてきました。
紅葉狩りがメインと言うよりは、以前から興味のあった比叡山ドライブウェイから奥比叡ドライブウェイに続くワインディングを走ってみたかったり。
ちなみに、奥比叡ドライブウェイは土日祝日が通行できません。
だから今日と言う日を選んだわけで。
比叡山ドライブウェイに辿り着くと、なにやら紅葉祭り?の真っ最中だとか?

2008111801.jpg
比叡山ドライブウェイから近江大橋方面を眺める。

2008111802.jpg
比叡山ドライブウェイから近江大橋方面を眺める、その2。

2008111803.jpg
夢見が丘パーキングから少し下った紅葉の見所から。

2008111804.jpg
夢見が丘パーキングの自販機の傍にて、見事に紅葉した木の下で。

2008111805.jpg
奥比叡ドライブウェイも道の両側は綺麗に紅葉しています。

2008111806.jpg
峰道レストランから琵琶湖大橋、そして三上山までが遠望できる。

2008111807.jpg
峰道レストランの駐車場にそびえる誰かさんの像(笑い

合羽を持ってきていなかったので、天気が悪い方向に変わりつつあるので、少々早足に走ってきましたが、天気の良い日にじっくりと回ってみるのも良いかも?
と言うか、道路で金を取り、寺を見るのにも拝観料が要ったりと、お大臣なツーリングがしたい人向けかな?
ワインディングはすこぶる楽しいので、近場で走りたくなったら一番の道ですね。
動画でも紹介の予定。

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金沢カレー
先日、栃尾温泉『荒神の湯』から白川郷に行った帰り、金沢カレーなるカレーを食べに行きました。
金沢カレーとは金沢を拠点としているカレー屋さんがご当地名物として最近売りに出している、ローカル色の強いカレーと思っていただいてかまわないでしょう。
カレー好きの私としては、この金沢カレーを食べてみたく、白川郷に立ち寄った帰りに立ち寄ると言うのは自然な流れであって…

先ず、金沢カレーとはどう言う物か紹介しなくてはならないでしょう。
大きな特徴として…
・ルーがとてもこってりしている。
・カレーは鉄製の皿に盛られている。
・キャベツの千切りが添えてある。
・スプーンは先割れのスプーン。
と言うのがある。
これにカツが乗っているのがオーソドックスな金沢カレーだと言う。
金沢カレーとして展開している店舗は大まかに3店。
チャンピオンにゴーゴーにアルバ。
今回は『カレーの市民アルバ』に行ってみた。

2008111701.jpg

このお店は金沢ではなく、同じ石川県内ではあるが、小松を拠点としているようだが、先の金沢カレーのスタイルを踏襲している。
私が注文したのは…

2008111702.jpg
チキンカツカレー。

噂で聞いていた話では、ライスにカレーを掛けていて、その上にカツが乗っかっている。
そのカツにはソースが掛かっているものと思っていたのだが、ごく普通のスタイルのカツカレーだった。
ルーや皿やキャベツやスプーンは先に紹介した通り。

キャベツとルーを一緒にご飯に混ぜて食べると言う噂?に従って食べた。
濃厚なルーにさくっと揚がったチキンカツが美味しい。
キャベツの千切りは…
むしろ無い方が良いくらい?
先割れのスプーンがカツを食べやすくしているのもある。
メニューのほとんど…と言うか全部に何かしらのカツが乗っかっているのはそう言う理由もあるのだろう。

実は、この小松と言う街には、少なからず思い出がある。
以前勤めていた会社で、この小松から少し金沢方面に行った所にある現場に2~3ヶ月ほど出張に行っていた事があるから。
そして、今回訪れた店へ歩いて行ける距離に定宿をかまえて居ました。
にもかかわらず、その時はこのカレー屋には立ち寄らずじまい。
街の佇まいから感じるには、当時からあった店のように感じる。
そして、定宿としていた宿の場所をすっかり忘れてしまっている自分に、少しいらだつ事もあった。

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情熱のツーリングレポート『乗鞍スカイラインへ』その10


156号線は所々で流れが悪くなってきた。
美並のICを過ぎる頃は、まだ日も高く、もう少し走れそうだった。
コンビニで休憩をして、缶コーヒーで軽く暖を取る。日焼けしたほほと唇が痛い。

地図を確認すると、美濃市から県道81号線に入って、256号線に抜けるルートがある。
時間もまだ早いし、そのルートを通る事に。

道の駅『美並』が近づくと、車の流れは止まり出す。
車の横をすり抜けて行き、とりあえずは道の駅でトイレ休憩。
トイレを済ませると、サッサと立ち去って、また車の横をすり抜けていく。
すっかり交通安全週間と言う事を頭の隅に追いやって。

ほどなく、長良川を挟んで向かいの県道に入り、そこから県道81号線に合流する。

県道81号線は、私の想像していた道よりはるかに走りやすかったし、景色も良い。
思わぬ発見だ。
高速に上がってしまうと、こう言った道を発見できなくなってしまうのも、ギリギリまで我慢すると、こう言ったこともある。
随分と気を良くして、川沿いを走る県道81号線を楽しむ。

真正面に西日を浴びながら川沿いを快走する。
行き交う車も少ない。今日も交通安全週間なんだが、それを気にしていては、楽しさが半減してしまう。

県道81号線は、10数分の快走の後、256号線に突き当たる。
道は256号線に変わっても、相変わらず車の往来は少ない。またしても快走路なのだ。

岐阜市内に近づくと、日は大分傾いて、気温も下がり始めてくる。
暗くなったら景色どころではないので、距離を稼げる道を探すが…

256号線に抜ける事を選択した時点で、その思いははかなく散っている。
あるとすれば、名神の関ヶ原ICで高速に乗り一気に帰る。
しかしだ、ここまで走ってきてしまうと、滋賀県までは目と鼻の先
高速を使う事も無い。時間もまだある。

256号線は岐阜市内で複雑に折れ曲がって消滅する。
岐阜市内まであと5kmとなった所で、西にエスケープし21号線に向かう事にする。

勘を頼りに、西に行ったり南に行ったりしながら21号線に向かう。
しばらく走っても、一向に知った地名が出てこない。
唯一ともいえる羽島市に向かう道があったので、そいつに入り21号線に向かう。

道は県道77号線であった。混雑はソコソコ激しいが、片側で3~4車線確保されている主要道路のようだ。
車と車の間を縫って、前へと…

今の私には、とにかく前へ進む事。それが最重要課題である。
日は完全に沈み、寒さも厳しくなりつつある。
待望の21号線に入り、道沿いには沢山の飲食店が立ち並ぶ。

飲食店を横目に走ると、当然のように晩飯の事を考える。
久しぶりに吉野家に行ってみたくなってくる。なんとなく、安くて手っ取り早いからだろう…

しかし、私は吉野家による事は無かった。
私の頭の中で、ここまで走ってきたんだから、もうちょっと美味い物を食べてやろうと思ったからだ。
まー、吉野家もいけるんだけどね。

21号線を駆け抜け、8号線に入る。
寒さでクラッチを握る手は限界だったが、後少しの辛抱なのだ。それを言い聞かせつづける。

8号線に入ると、車の流れは停滞しだす。
私は車の脇を、ガンガンすり抜けていく。しばらくそんな事を繰り返しただろうか。
8号線が近江八幡市に近づくと、前方の方で赤色灯を回す車がいる。
そこで私は大人しくなって、車の列に並ぶ。

20分近くは続いただろう…って言うか、嫌な時間は過ぎるのが遅い。実際は半分近かったのだろうが、私の体内時計は20分は経っている。

その車が右に折れていくと、また私はその車と出会う前の行為を繰り返す。
野洲町に入り程なく、私が目指していた店に到着する。

その店はいつも、店外まで延びる列ができる。
今日もそうだ。
私は整理券を取って、しばらく待つことにする。

待ち時間約20分。
これを長く感じるか、短く感じるかは、出てくる料理に左右される。
果たして待っただけの価値はあるのか?

その料理とはラーメンなのである。
あっさりスープに豚の背油が浮いていて、一味がアクセントとして加わる。
私は、1日30食限定の『葱ラーメン』を注文し、出てくるのを楽しみにする。

この葱ラーメン、本当に1日30食限定なのか?
私以外の人も、3~4人注文していて、まだいけるのである。
葱ラーメンとは、普通のラーメンに、大量に笹がきした青葱が乗っかっている。まんまのラーメンだ。

果してこのラーメンは待っただけの価値はあったのか?
ここで結論を言うのは辞めておこう。
是非試していただきたい。この事に抗議を受け付ける気も無い。

腹も満たされると、庭のような道をひたすら戻るだけである。
家に帰り着くと、またしてもX4に感謝を述べるが、その感謝の意とは裏腹に、カバーをかけてしまう。
…ん?洗ってやれって?それは無理だ。

本日の走行距離:440.9km
総走行距離:924.6km
…正直、疲れた…イヤ、行って良かった。

~~~~~~~~~~
取り敢えず第1弾終了。
あんまり評価されなかったようなので、この企画は取り敢えず保留しておこうか。

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情熱のツーリングレポート『乗鞍スカイラインへ』その9


TMSCでは、上高地乗鞍林道を利用したが、やはり同じルートでは芸が無い
県道84号線を下って158号線に出ると、奈川渡ダムから県道26号線に入っていく。
上高地乗鞍林道との分岐を過ぎると、TMSCで通った道と同じになる。

やはりTMSCと同じく、野麦街道(県道39号線)から野麦峠を越え、361号線に抜ける。

野麦峠を越えるまでは、前方の車に行く手を阻まれていたが、休憩の後は前もクリアになり、ソコソコ飛ばせるようになる。
休憩の後は、ZX-11に前を走ってもらう事になったのだが。

361号線に抜けると、既に岐阜県入りを果たしている。…と言うより野麦峠を越えてから?
しばらく高山方面に進み、右に折れていくと、ZX-11の彼お薦めの塩沢温泉へと入っていく。

塩沢温泉は、秘湯中の秘湯。人里離れた所にひっそりと佇んでいる。
かなり温めの温泉は、硫黄の香りを強く放っている。
浴槽内に張り付いた硫黄分でぬるぬるとする。転倒には要注意だ。

温泉から上がると、12:00を回っている。
気温も上昇していて、温めの温泉は気にならなかった。
再び361号線を高山方面に向かい、県道87号線に入って41号線に抜ける。

41号線で高山市内を目指し、市内で昼食を摂る事にする。
しかし、市内では車は停滞し、昼食の摂れる場所がなかなか見つからない。
高山駅の西側に入ってみたが見つからず、結局は41号線沿いにある、夜は居酒屋になっている店で昼食とする。

昼食はオーソドックスにカツ丼を注文する。
関西で普通、カツ丼を注文すると、卵で閉じられている。それは常識となりつつあるが、間違っても他の地域が同じとは限らない。

福井県内でカツ丼を注文すると、ソースカツ丼が運ばれてくる。
ちゃんと、卵とじカツ丼と注文しなければならない。
ま、関西のカツ丼に飽きていれば、ソースカツ丼も新鮮に写る。

さて、高山市内はどうか?
それが微妙な所である。
はっきりと言えば、卵では閉じていない。
代わりと言ってはなんだが、半熟のとろける卵が傍らに添えてある。とは言うものの、ソースカツ丼の常套手段として、キャベツの千切りの上にカツが乗っかっている。
形式はソースカツ丼と言って良いと思う。なので、高山市内でのカツ丼はソースカツ丼を指すのであろう。

昼食中、これからの行く道を話し合う。
158号線から清見村を抜け、白鳥から九頭竜湖を通り、福井市内へ抜けるルート。
これは私がTMSCで通ったルートと同じ。

158号線から県道73号線(せせらぎ街道)に入り郡上八幡に抜けるルート。
これもTMSCで行ったツーリングの往路と同じ。

ZX-11の彼は渋滞がなく、時間をかけて帰っても良いと言うことなので、福井方面に抜けるルートをお薦めした。

私もこの時までは、福井ICから北陸自動車道に乗るまでお供してもいいと思っていた。

昼食を食べ終わると、158号線に入って、たんたんと白鳥を目指す。
158号線に入ると、沢山の集団ツーリングとすれ違う事になる。
どうも今日はピースサインの返って来る確率は低いようだ。乗鞍でもそうだったが、ここ158号線、それも集団となるとほぼ返って来ない。非常に寂しい物がある。

いい加減、うんざりしてきてピースサインを送るのを辞めた。
代わりに出してくる方には、ちゃんと返そうと思ったのだが、これも出してくれる方は皆無に等しかった。
等しかったと言うのは、ソロで走っている方が1度出したっきりであった。
勿論、返事を返したが、この1度が妙に嬉しかったりもした。

158号線から156号線に乗り換えて、しばらくするとX4のタンクは限界に達する。
ZX-11の彼も、のんびり行きたいと言う事なので、この給油でお別れをする事になった。
お互いの安全運転を誓い。

さて、私は給油を終えると、九頭竜湖を抜ける事は無くなった。
なんせ、1ヶ月程前に通ったばかりであるから。
なので、156号線を走れるだけ走って、暗くなったら上に上がろうと考えたので、東海北陸自動車道の流れに沿って、走る事に決めた。

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情熱のツーリングレポート『乗鞍スカイラインへ』その8


何度となく停車をして、その風景をカメラに収める。
ヘルメットを脱ぐのに顔が痛い。昨日の日光で顔が日焼けしているようだ。

車で登ってきている観光客のほとんども、同じ気持ちなんだろうか、車の停められる場所を見つけては、カメラを構えている。

この道が本当に今年限りとは、勿体無い。
何故二輪車の通行禁止なのか、それは二輪車でスカイラインを走ってみると分かる気がしてきた。

スカイラインのほとんどは、速度制限が20~30km/hとなっている。
バイクだと、その制限速度よりもはるかに速い速度で走っていける。
それを知ってか、追いつく車のほとんどが道を空けてくれる
バイクだと、この速度制限は無いに等しい規制なのだ。そのせいだろうな…

スカイライン上部は思っていたほど気温の低下は無く、まずまずすごし易い。
今日は暖かくなる予感もするが、身の引き締まる思いも、それはそれで良い物だ。

スカイライン上部より長野県側に下るのは無料区間となっている。
おそらくは来年も再来年も、そのまた何年も通行のできる区間であろう。
道は県道84号線に名前を変え、標高を下げていく。

景色は岐阜県側と較べても引けを取らない物だった。
ただ、部分的に狭くなり、車が停滞することには閉口するが…

路傍に停車する車も目立ち始める。
無理も無い。どこもかしこも素晴らしい景色なのだから。
そんな中、地面に向かって写真を構えている人がいる。
一体なんなのだ!!

気温が上手い具合に冷えてか、地中の水分が結晶化している。
それも驚くくらいに。
今まで見て来た霜柱とは較べようも無いお化け霜柱が、土や石を持ち上げている。

車の流れに従って、県道84号線を下り、硫黄の匂いが立ち込める場所まで下ってくると、少し休憩を取る。
ここからは、今年の夏、TMSCで来たツーリングルートとほぼ同じ。
ロケーションが違うと景色まで違って見えるのが不思議な物だ。
あの時よりは一段と今日の方が気持ちが良い。

~~~~~~~~~~
当時、規制は二輪だけかと思っていましたが、翌々年からはマイカー規制となり、長野県側の県道も規制の対象となりました。
最終年も二度ほど走りましたが、実に残念なツーリングルートが失われた気がします。

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情熱のツーリングレポート『乗鞍スカイラインへ』その7


携帯電話の目覚ましで目を覚ます。
只今5:00。外はまだ闇の中だ。
最後に温泉を入ってから、1時間ほどは眠れていた。

相変わらず外の空気は冷え切っていて、温泉に浸かり体が温まってから、準備の方に取り掛かる。
やや、空はしらみかけてきている。

テントは夜露で濡れている。そんな事も気に留めず、サッサと片付けてしまう。
すると、昨日(って言うか今日!?)のZX-11の彼も起き上がってくる。

「もう出られるんですか?」
彼の言葉にうなずくと、「今日も寒いね」
交わす言葉はそれしかない。

テントもほぼしまい終わると、彼はホットコーヒーを運んできてくれた。
昨日のお世話になった売店で買ったパンを、そのコーヒーでいただく。

ZX-11の彼のテントの傍で、彼がテントを片付けているのを見ながら、まだ温かいコーヒーでパンを流し込んでいく。
もちろん、会話を続けながら。

どうしても最後に、ご来光を拝みたかったのだが、この気温では出発する気も失せていたので、ZX-11の彼が支度を終えるまでそこに居てしまった。
空は明かりを完全に取り戻している。時刻は7:00。

気がつけば、一緒に乗鞍スカイラインを目指す事になっていた。
バイクについている夜露を払い、チョークを目一杯引いてイグニッションを回す。
たどたどしいアイドリングで、X4は目覚める。今日も1日頑張ってもらわないと。

荷物をバイクに積み終えると、スカイラインを目指して出発だ。
とりあえず、私が前を走る。
栃尾温泉を出てすぐに、蒲田川を渡り、471号線を平湯温泉方面へと進む。

昨日気がつかなかったが、471号線はすこぶる走りやすい。
それは、栃尾温泉を過ぎてからも。
471号線は158号線に突き当たり、私たちは右に折れる。
しばらくして、乗鞍スカイラインの入口方面へとバイクを進める。

スカイライン上部の天気は晴れているようだ。電光掲示板にちゃんと出ている。
ついでに言うと、路面温度なんかも表示されている。
1~2℃。上部の気温がとても気になる。

スカイラインに入ると、料金所手前でトイレを済ます事ができる。
何と言っても、上部でのトイレには利用料金が大小関わらず100円となっている。
ただし、中学生以下なら無料だが…

トイレの駐車所にバイクを乗り入れると、眼下には一面雲海が広がっている。
なんとも幻想的ではないか!

天気に恵まれてスカイラインを突き進む。景色は何処もかしこも素晴らしい。
ツーリングはやはり、天候に恵まれてこそ価値があると思う。

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情熱のツーリングレポート『乗鞍スカイラインへ』その6


バイクは私の他、ZX-11とスーパーシェルパが停まっている。
ZX-11の持ち主とみられる方が、バイクの傍らでタバコを吸っている。後は人影すらない。

簡単に挨拶をして、テントを張る場所について聞き出す。
すぐ横に、テントを張れる場所がある。
私は荷物をX4から降ろすと、テントを張る場所まで移動する。

暗闇の中でテントを張るのは、少々骨を折る。
私の少し向かいには、シェルパの方のものだと思われるテントが張ってある。中には明かりが点ってあるので、中で休まれているのだろう…

テントを張り終えると、温泉に向かう。
バイクの客は少ないけれど、温泉目当てにしている方は多い。
ツーリングマップルの情報とは違い、10:00~21:00まで入浴可と、看板が出てある。
料金は『志・200円』となっているが、とりあえずそのまま中へ。

心許ない明かりがあるが、ほとんど見えていない。
熱い温泉につかり、冷え切った体を温める。
見上げると、空にはたくさんの星がある。満天の夜空とはこう言ったものだ。

熱い温泉のせいもあり、長風呂は出来ない。
温まった体でテントに潜り込むと、疲れのせいもあってか、小1時間ほど寝付く…

23:00頃、あまりの寒さの為目が覚める。
しばらくは我慢しているが、我慢にも限界がある。テントを飛び出して、温泉を確認しに行く。
もしかしたら、入れるかもしれないと思ったから。

案の定、温泉にはまだ数人の方が利用している。
これ幸いとテントに戻り、タオルを取り出し温泉へ。
相変わらず、見上げると沢山の星が瞬いている。相当空気が澄んでいるんだろうな。都会じゃ絶対に見られない夜空だ。

温泉から上がると、夜空を写真に収められるだろうか試してみようと、デジカメを持ち出して、バイクの前でアングルを考えていると、ZX-11の彼が向こうから歩いてくる。
関西ナンバーのZX-11だったので、それとなく話題があった。

今日はどこを通ってきただの、明日はどこを走るだの。
こう言った世界だからこそ、生まれる親近感もソロツーリングならではなのだろう。
意気投合して、お互いのカメラで記念写真を撮り、彼は温泉へと消えていき、私は夜空を収めようと、カメラアングルにこだわるのである。

写真をとり終えると、缶コーヒーを買いに自販機の所まで歩いていく。
振り返ると、彼が温泉から上がってきて、こちらに向かっている。

再び、缶コーヒーで以って、お互いのバイク観を語り合い、明日の安全運転を誓い合い、別れる事になった。
おっと、話が長引いたので、私はもう1度温泉に浸かってから…

その後、寒さで起き上がる事数回。
その度に温泉で体を温め、テントに戻る。
だって、私にはバスタオル1枚が、防寒の最後の砦。着替えの全てを着込んでいる事は言うまでも無く。

本日の走行距離:483.7km
…疲れた。

~~~~~~~~~~~~
今ではこの栃尾温泉『荒神の湯』は私のお気に入りの場所となっている。
そう言うこともあって、先日、この荒神の湯まで出かけていった。
生憎、天気は悪くて、あの満天の星空は拝めずじまいだったが、それでも魅力たっぷりの温泉だ。

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紅葉がいい感じになってきている。

真夜中を高速道路を飛ばして来たので、帰りはじっくりと紅葉狩りでもと、白川郷を周って…

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合掌造りと紅葉の進んだ山。

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展望台から見下ろす。

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合掌造りの中で岩魚料理が楽しめる。
生簀には沢山の岩魚。

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今年の紅葉は台風の影響を受けずに済んだので、葉っぱが綺麗だと言う。
まあ、虫食いはあるわな…

さて、次回からは今では通行規制の敷かれてしまった乗鞍スカイラインへ。
また感動があり、翌年もまだ走れたので2~3回行った記憶が…

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情熱のツーリングレポート『乗鞍スカイラインへ』その5
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明日の乗鞍登頂の為に、持ってきておいた長袖のポロシャツを、早くもこの段階で着込んでしまう。
時間も18:00に迫ろうとしているし、早いとこ、ここを立ち去ろうとした時、車に乗ったオジサン夫婦に声を掛けられてしまう。
声を掛けられるのは悪い気がしない。
これから何処に向かうだの、明日はどうするだの、お決まりのようになっている会話をし、数分後にここを出る。

走り出してしばらく、限界を訴えていた左手は、温かい血が流れ込んだお陰か、動きにスムーズさが戻ってきた。
156号線を南下し、合掌造りの集落を通り越す。
それこそ昨年に見たものだから、気にも留めておかない…
って言うか、日がそろそろ完全に沈みかかっているし。

白山スーパー林道との分岐を迎える頃には、完全に日は沈んで、辺りは闇に包まれ始めようとしている。
360号線との分岐は、私が進んできた方向からは、スイッチバックのようにターンしなければならない。
丁度1台、私の前に車が入ってくれているお陰で、暗くても進みやすい。

車との車間を詰めすぎないよう、注意しながら進む。
辺りはすっかりと闇に包まれ、気温も震えが来るくらい寒い。
景色なんぞ楽しめる余裕は無い。景色を楽しむなら日が昇っているうちだ。暗くなってからは移動する為に走るだけ。それを学ぶ。

しかし、9月の終わりだとは言え、この寒さは何だ?
つい昨日までは、半袖で過ごせていたんだぞ!

震えながら車について行くも、360号線が下りに入ると、道を譲られてしまう。
車間を詰めすぎてしまったせいだ。

車の前に出ても、ペースが上がるはずも無く、ただただ慎重に道を進む。
気の遠くなるような闇の山道と格闘し、360号線が471・472号線に出ると、道の確認の為、路肩にX4を寄せる。
後ろについていた車は、私を追い越して先へと消えていった。

人の気配すら感じられない、小さな集落の路肩で地図を確認する。
このまま471・472号線を進んで、41号線に出ると、そこから神岡町に抜ければ良い。

1台の車が私を追い越していくと、それに引き続いて出発する。
しばらくして、前の車は動物をはねそうになる。
と言うか、その動物が車めがけて突進した。幸い、タイヤに当たりそうになって(当たっていたかも?)、路肩に飛びのいた。
嫌なシーンを見なくて良かったと思ったら、今度はその動物、私の目の前に出てきて、私は急ブレーキをかける。
その動物と、目と目が合ってしまう。
たぬきだ…それも野生の。
たぬきは元気そうに、反対側の路肩へと消えていったので、体は無事のようだ。
あっ!X4には触れもしてないから…

肝を冷やしたであろう前の車は、ソコソコのペースで41号線まで引っ張って行ってくれたが、そこで高山方面に折れてしまった。
41号線に入ると、X4のタンクをリザーブに切り替えて走る。燃料の残りも少ない。
道沿いの店は、ことごとく閉まっており、今が何時なのか気になって来る。
時計を確認すると、19:00を回ったばかり。

私は、今の私に出来る限界の…と言うか、寒さで参らない程度の…スピードで神岡町を目指す。
交通安全週間なんて忘れて。

地図で確認する限り、神岡町はソコソコの町みたいだ。
乏しくなったガソリンは、ここで補給しなければ、到底、乗鞍の麓までは進む事が出来ない。

41号線から、471号線に入る辺りが神岡町だ。
ところが、町の明かりは活気を失い、寝静まっているようだ。
まだ19:30だぞ!!

あまりにもの寂しさゆえ、町内を徘徊する。
1軒、明かりをつけて営業中のお店に飛び込み、開いているガソリンスタンドを聞く。

この辺りのガソリンスタンドは、19:00でほとんどが営業を辞めるそうな。
刀利ダムで使った1時間ばかしの時間が悔やまれる。
お店の人の好意で、スタンドに電話を掛けて頂くと、私を待ってくれるそうだ。
なんともありがたい話である。

温かい缶コーヒーと、パン、クッキーを買い、ひとしきりお礼を述べてから、スタンドを目指す。

スタンドまでは、「この道をまっすぐ行くと、15~20分で着くから」。と言われ、店を後にした。
すぐさま道は、471号線とのX字状に交わった交差点に差し掛かる。
まっすぐとは言われていたが、まっすぐはえらく道が細くなってる。
道なりと考えると、471号線。私は471号線の道を選ぶ。

都合、471号線は乗鞍へと続く道。最悪、スタンドがみつから無くっても、この先の道の駅『奥飛騨温泉郷上宝』までは走りきれると思う。そこで朝を迎えれば、何とかなるだろう。

15~20分は、気の遠くなるような時間だった。
15分を走りきった所、スタンドは現れて来ない。私はこの道じゃなかったんだと、諦めかけていたその時!!

前方には、スタンドの看板だけが光っているが、望みはありそうだった。
スタンドはシャッターが降ろされていたが、中には明かりがついている。
私を待ってくれているスタンドだ。471号線を進んで正解だった。

ガソリンを給油してもらい、お金と共にお礼を言うと、さっきの店で買っていた缶コーヒーを取り出す。
大分冷めているが、暖かい人の心に触れられて、なんとも美味しいコーヒーになった。

震える手で缶コーヒーを飲み干し、栃尾温泉に向かう。
ここは24時解放している温泉と、ツーリングマップルには載っている。

スタンドから10数分走れば、栃尾温泉に到着だ。
私は急に安堵感に包まれ、X4から降りると、ふらふらとへたりこんでしまった。

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情熱のツーリングレポート『乗鞍スカイラインへ』その4


8号線に合流すると、車の流れもまずまずと言った所。
津幡町で大きく8号線は左に折れる。私はそこを直進して、くりから駅前から倶利伽羅峠に入っていく。
くりからと言うと、『くりからもんもん』を連想する俺は、逝って良しなのでしょうか?

やや、峠の入口を迷ったが、無事、倶利伽羅峠を通れる事が出来た。
がしかし、峠を抜ける所で大きく迷う羽目になる。

峠を抜けるには抜けられたが、今の現在地が掴めなくなってきている。
兎に角、北陸道の小矢部ICを見つけられれば問題が無いので、勘を頼りに進み始める。

北陸道の看板を見つけるのに、大分遠回りをしたようだ。
が、無事、小矢部ICを通る県道42号線に出られているので一安心。

304号線に合流する辺りで、1度地図の確認をしておく。
行先は、昨夏MTBで通った飛騨合掌ライン。
と言っても、同じ道を通るのは芸が無いので、県道10号線から刀利ダムに入り、県道54号線に乗り換えて、156号線に降りようと考えた。

それがそもそもの間違いの始まりであった。

304号線から県道10号線に出るのに、少し道に迷ったが、県道10号の看板を確認すると、意気揚揚と刀利ダムを目指す。
県道10号線は、福光温泉に出るまでは2車線が確保されていて、快適なペースが作れる。
福光温泉より、道は荒れ始め、幅も1車線分となる。

県道10号線はそのまま行くと、金沢方面に降りて行く事になるが、ここで県道54号線に乗り換え、すぐに刀利ダムに出る。

ダムを越えると、やや見難いながらも、『この先、トンネル工事の為、通行止め』なる看板を発見。
都合の悪い事は見なかった事にする。
多分、看板の撤去のし忘れだろう…それを何度も心に言い聞かせているが、不安は拭いきれない。

細かい1車線の道を淡々と進むと、そこには『絶望』と言う名の看板…
正確には『通行止』と書かれた看板が佇んで居られる。
トンネルの中を覗き込むと、なにやら機械が蠢いている。正真正銘の通行止めなのだ。

なにやら、言い様の無い怒りが込み上げてきたが、自分のバカさ加減には敵うまい。
もっと手前から表示していてくれれば、ここまで悲惨な事にならずには済んだものを…
果たしてそれで、道を変えたかどうかは、疑問の残る部分だったり。

往復30km、時間にして1時間弱。これがここで無駄にしたものだ。
仕方が無しに、昨夏MTBで通った道そのものに入る事にする。
それはそれで、あの夏の最高に苦しかった部分が蘇るが、今度はなんと言ってもエンジン付だから、そんな苦労は無い。

日が大分傾き始め、気温もぐっと冷え込んでくると、Tシャツとジャケットのみではたまらなくなって来る。
おまけに、クラッチを握る左手は限界を訴え始めている。

304号線から156号線に出て、少し南下すると、合掌造りの村上家の隣が休憩所になっている。
休憩所に飛び込んで、ぐるっと辺りを見回すと、自販機が3ヵ所に散らばっている。
とりあえずは温かい缶コーヒーだ。
しかしだ、この季節になっても売っている飲み物が、コールドばっかりなのは、多少驚きを隠せなかった。
最初の1台目、2台目はこんな調子。すがるように3台目を見ると、陳列されているジュースの下の帯びの色がオレンジ色なのを確認する。

ホットコーヒーで先ず手を温め、おもむろにプルトップを開けると、二口ほど口に含む。
手にはまだ完全に温かい血が流れておらず、言う事がきかない。
トイレに入り、一通り休憩を済ますと、飲み残しのコーヒーを一気に煽る。

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情熱のツーリングレポート『乗鞍スカイラインへ』その3
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風は相変わらず強く吹いていて、おまけに太陽が真正面へと移動してきた。
ヘルメットの中で目を細める。
こう言う時には、クリアのシールドは辛い物がある。

越前岬に近づき、海岸には沢山の岩が突き出している。
風の影響か、うねりは凄まじく、穏やかではない。波は岩にぶつかり、風に煽られて、道路まで潮を運んできてる。
シールドにくっつく潮は、乾くと白っぽくなり視界を妨げる。

そんな中、初心者の為のダイビング講習が催されており、浅瀬を這っている初心者ダイバーがなんとなく不憫で、しかし滑稽であった。

越前岬の集落を走る305号線は道幅を狭め、観光の為に訪れている車の往来を苦しめる。
観光バスに行く手を阻まれ、多少のフラストレーションが溜まり始める…
と言うか、それは交通安全週間によるモノが大きかったせいであろう。

305号線を延々と北上し、テクノポート福井の辺りから、日本海とは一旦お別れをし、産業道路へと入っていく。
産業道路のほとんどは、片側が2車線を確保していて、それでいて交通量も無い。
そのせいだろうか、夜にはストリートゼロヨンが開催されていそうな雰囲気があって、道路には速度抑制舗装なるモノが施されていた。

産業道路を抜け、東尋坊を目指すとする。
東尋坊までは、小高い丘を駆け上がってしばらく。
すると歓迎の文字が掲げてあるので、そこに入っていくと駐車場である。

そそくさと東尋坊を後にして、とりあえずは金沢を目指すとする。
東尋坊から離れる間際に、日本海は一度素晴らしい広がりを見せる。
残念な事に、それを写真に収める事が出来なかった。

305号線に戻り、北潟湖の水郷を眺めつつ、北陸道の加賀ICに折れる道が現れると、そこから県道61号線を利用して、8号線に戻る。

8号線は、しばらく片側2車線を確保していて、すこぶる走りやすい。
ここから、金沢を抜けるまでは、たいして見る場所も無く、距離を稼げる道を選ぶ。
なので、程なく小松バイパスに入り、金沢を目指す。

小松バイパスは高速道の雰囲気があり、流れている車のスピードも相当の物。
私は後ろに注意を払い、流れに乗る。
一気にバイパスを駆け抜け、加賀産業道路へと入り、川北大橋(100円)を渡って野々市町に入ると、X4にガソリンを入れる。
私は、スタンドの目の前のマクドナルドで遅めの昼食にする。

正直、マクドナルドは失敗だった。
平日こそ半額でハンバーガーが食えるが、今日は土曜日。
やや損した気分で、いつでも食べられる物を食べたのだから…

店内で詳細に地図を確認して、金沢市街から159号線を利用して8号線に抜ける事にした。
マクドナルドを後にして、しばらくすると金沢の市街地に入っていく。
市街地を抜けるのに30分強と、ややロスを強いられるが、他に道は無かった。

159号線の混雑をすり抜けして行くと、今日が交通安全週間である事を、如実に思い知らさせられる。
前方数10mに警官の姿を確認。車の列に並び直し、そこをやり過ごそうと考えるが、警官は細い1mくらいの棒で以って、私の前の車に停止を命ずる。

私の心臓の動きが速くなる。それも仕方ない。
すり抜けで捕まる事を経験した事がないから、どの様にして捕まるか、分かっていなかったからである。
手は震え始めてくる。

警官の動きを注意深く見ていると、車を1台、その間に入れさせた。
なんだ?ガードマンか…最近のガードマンは警官そっくり。
…では無かった。
続いて婦警さん。そして交通安全週間の為に駆り出されている子供達。
ドライバー達にシートベルトの着用を促している。そしてパンフレットの配布。

今回の交通安全週間は、シートベルトの着用が重点項目らしい。
なんにせよ、私はお咎め無しで、この場から立ち去る事が出来た。まだ動悸は激しいまんまだが。

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情熱のツーリングレポート『乗鞍スカイラインへ』その2


家を出て15分。白バイを2台見かける。内1台は、車を捕まえていた。
気持ちを引き締めてかからねばなるまい。

目的の為には、手段は選ばない。
私の辞書には載っていない言葉である。
遠く乗鞍を目指すと言っても、その道中は楽しみたいのだ。なので、多少の遠回りは、私には関係が無い。

滋賀県に住んでいる者なら、免許を取って車やバイクを買うと、必ずと言って良いほどする事がある。
琵琶湖1周なのだ。
まだ私が免許を取った頃には、琵琶湖の周遊道路と言う物は、それほど整備されていなかった。
ところが、3~4年前から整備は進み、ほぼ1周楽しめる道路が整備された。

そんな、琵琶湖1周に欠かせない東岸の道路に、X4を乗り入れる。
琵琶湖大橋を過ぎた辺りからは、信号がほとんど無く快適に走れる。
彦根から木ノ本に抜ける間は、まさにお薦め。

思わず、交通安全週間って事を忘れてしまいそうになる。それだけ気持ちが良い。

周遊道路も木ノ本で8号線に合流する。
ここからは琵琶湖を離れて、敦賀を目指し、山の中へと入っていく。

ここまでは、昨夏、MTBでツーリングしたルートとほぼ同じ。
流石バイクだと、その移動時間は較べようが無い。

敦賀市内を抜け、日本海が見え始めてくると、風が強まり始める。
以前から風は強かったのだが、より一層。

河野村で日本海側に出ようと、8号線から305号線に乗り換える。
305号線は日本海を左手に見ながら、快適な2車線を確保している。
行き交うライダーの数が増え始め、ピースサインを送ると、ちゃーんと返ってくる確率も高い。なかなか気分は良くなりつつある

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情熱のツーリングレポート『乗鞍スカイラインへ』その1
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2001年9月22日。
今日から三連休と言う事もあって、今年限りで二輪の通行禁止と噂のある、乗鞍スカイラインへと走りに行こうと思う。
実質、冬季は閉鎖されるから、この秋が最後となる…かもしれない。

朝6:50に目が覚める。
パソコンに電源を入れ、メールをチェックし、今朝までに届いているメールに返事を書く事に。
だって、1日待ってもらわなければならないから…
っつうか、1通も届いてないのだけど。

さらに、バイク関連のHPに登録を済ませ、バナーも一緒に取り付ける。

時間はもうすぐ8:00になろうとしている。
昨日の内に済ませておいた準備を、テールバッグに押し込み、ロールマットと共にバイクに積み込む。

昨日の不安定な天候から一転、晴れた、さわやかな朝となっている。
空気の密度が濃い。一呼吸で、血液中の酸素が十分に取れそうだ。
まさに高気圧真っ只中と言う感じだ。

昨日まではソコソコ上がっていた気温も、今朝はぐっと冷え込んでいる。
おそらく、日が上がってきた頃には、暖かくなるのだろう。
チョークレバーを目一杯引き出して、イグニッションを回す。
エンジンは何事もなく、鼓動を始める。調子は良さそうだ。

しばらく暖機運転の後、チョークレバーを戻し、アイドリングが安定している事を確認すると、X4を走り出させる。
妙な感じだ。
いつもと変わりなく、朝の時間は進んでいる。これから乗鞍を目指すと言うのに、心が弾んでこない。なんとなく日常から抜け出せてない感覚だ。

原因はあった。
昨日辺りから、交通安全週間なのだ。
なので、バイクを飛ばす事が出来なさそうなのだ。すり抜けも出来ない。
これが、バイクに乗る事を億劫にさせている。バイクとは本来、風を感じる乗り物なのだ。
風を感じる事が出来なければ、魅力は半減すると言って良いだろう。

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実は
先日、つながりの悪いADSLから光にしようと契約をしてきた。
そのお陰で、私の以前から運営しているサイトもURLが変更する事になるのだが、それを続けようかどうか迷っている。
更新もほとんどなくなったし。
とは言え、長い事続けてきたのは財産だから、そのままなくしてしまうのも勿体無いわけで。
このブログもバイクで出かけない限りネタが無いので、その財産を紹介して行こうと思いつきました。
反響のあったものを小出しして行こうと思いますが、ご覧になった方はもう一度読み返すのも面白いかなと。
レポートに付ける写真はどこかに行ってしまったし、探すのも時間が掛かるので、基本的にはテキストのみ。
情熱のあった頃のレポートの反響は如何に?
またあの情熱のあるレポートが書けるようになるのだろうか?

では、次回の記事から…

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