 角島大橋
通勤渋滞にしては時間が遅すぎる気もするが、R191が豊浦に入って日本海を望むようになるまでは、気の滅入る様な走行だった。 所が、一旦渋滞を抜け出してしまうと快調そのもので、最初の目的地である角島に辿り着く。 以前にここを訪れた時は、海の碧に感動したものだった。 その感動をもう1度という事で訪れたのだが、昔のままの海の碧がそこにあった。 エメラルドグリーンの海に伸びる角島大橋も、どこか日本離れした風景だ。 角島大橋を渡り、すぐさま引き返すだけだったが、それだけで十分感動出来るものだった。 来た道を引き返しR191に戻ると、再び東へと走る。 長門で給油を済ませると、次の立ち寄り場所を考える。 と言うのも、角島へ行く事しかはっきりとした予定がなかったからである。 マップルを眺めていると、須佐にあるホルンフェルス大断層と言うのに興味が惹かれた。 取り敢えずはそこを目指そうと先を急いだのだが、道中、萩の笠山にも興味が出てきた。 が、残りの道のりを考えると、前半に出来るだけ距離を稼いでおきたかったので、予定通りホルンフェルス大断層を目指す。 須佐に入り、県道305号でホルンフェルス大断層を目指すのだが、この県道が海沿いギリギリを走る辺りはなかなか気分が良い。 気分良く走っていると、コーナーの脇にある駐車帯の様な所に、パトカーが止まっているのを見つける。 しかも、警察官2人が傍に立っている。 内1人は白と赤で塗られた細い棒を持っている。 特に何と言う訳ではなかったが、少し気持ちが引き締まる。 しばらくしてホルンフェルス大断層に辿り着くが、期待したような風景ではなかった。 来た道を引き返し、先程の駐車帯に来ると、パトカーの姿はもうなかった。 太陽がかなり高い位置に来て、アスファルトを焦がす熱が体力を奪い始めていた。 そう言う理由かどうかは分からなかったが、これが職場放棄でない事を祈る。 いや、これからの道中はそうであって欲しい。

 ↑ちょっと職場放棄したい気分?
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